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病気に負けないで!脳梗塞になったらリハビリが大事

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発症直後から取り組むこと

脳梗塞を発症して急性期の症状を切り抜けたら、可能な限り速やかにリハビリを開始するべきと言うのが、現在の治療ガイドラインです。最初に入院した病院では、速やかに座る・立つ・歩くなどの離床訓練がはじまります。さらに食事や排泄・嚥下などの日常動作訓練も時を同じくして開始になります。病状が落ち着く回復期では、筋肉への電気刺激やボツリヌス注射など筋肉の緊張をやわらげ、動きやすくする治療が同時並行で行われることもあります。その後の自宅や施設での生活期においても手すりやスロープなどの補助を得ながら、長期的に機能が維持することを目的に機能訓練を継続することになるのです。生活期以降は可能な限り、外出などを心がけることも大事です。

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次の段階を見据えて行動

脳梗塞で入院して治療を開始すると、1ヶ月程度を目安に機能回復を目的に治療を行う病院に転院することになります。この回復期リハビリ病院に入院できるのは、「発症から60日以内」と規定されているからです。治療を受けた病院で機能訓練も受けることが出来れば、本人も家族も安心なのは確かです。しかしはじめの病院に2月以上入院していると、その後は退院していきなり自宅療養をするか、施設への入所をするかのどちらかを選択する必要があります。しかも回復機能を中心にした病院でも原則は150日以内(高次脳機能障害を伴うときは180日)に退院する必要があります。つまりゆくゆくは自宅か施設での生活が待っているので、リハビリを行うことは本人のみならず家族にとっても、重要な意義をもっていることがお分かりいただけるでしょう。